エフェドラの効能・有効成分・摂り方...

エフェドラにはどのような特徴がありますか?

エフェドラには、次のような特徴があります。

 

■ダイエット目的で乱用すると、重篤な副作用を生じますので
 注意が必要です。

 

■咳止めや気管支拡張薬として中国医学で用いられてきました。

 

■伝統的な処方では、効果と安全性が確立されたハーブです。

エフェドラとはどのようなものですか?

エフェドラというのは、
漢方薬・中国医学の世界では、

 

気管支喘息や気管支炎などに対して利用されてきた
麻黄(まおう)のことで、

 

気管支拡張作用など伝統的な処方に関しては、
有効性も安全性も確立されているものです。

 

他方、エフェドラには、
交感神経系の働きを高め、

 

熱産生を増加させることによって、
体重減少効果もあります。

 

このため、ダイエット目的で、
エフェドラを含むサプリメントが米国で販売されており、

 

これらは、日本でもインターネットや個人輸入などにより
一般消費者が簡単に入手することが可能になっています。

 

しかしながら、脳出血や心筋梗塞といった
重篤な副作用と死亡例が数多く報告されています。

 

なので、肥満に生活習慣病を合併した患者が、
減量を目的としてエフェドラを含むサプリメントを使用するのは
危険ですので注意が必要です。

 

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エフェドラにはどのような効能がありますか?

エフェドラに期待されるのは、次のような効能です。

 

■鼻閉や鼻炎の治療 
■気管支喘息・気管支炎の治療
■熱産生増加 
■咳止め 
■体重・体脂肪量の減少

エフェドラの臨床試験について

エフェドラは、数多くの臨床試験により、
上記の効果が確立されています。

エフェドラの有効成分は?

エフェドラの主な有効成分は、
エフェドリンというアルカロイド類です。

 

これらは、
交感神経系の働きを高める作用をもつことから、
血管収縮、心拍数増加、血圧上昇などを示します。

 

また、エフェドラとカフェインの併用により、
肥満患者による減量効果も示されています。

 

なお、これは、次のような作用によります。

 

■食欲抑制 
■基礎代謝亢進 
■熱生産増加

 

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エフェドラの摂り方は?

エフェドラは、エフェドラ・アルカロイド類として、
通常、1日あたり90〜100rが利用されてきており、

 

気管支拡張薬としては、
成人で1日あたり最大150rまでとされています。

 

なお、1日あたり300r以上の服用で、
次のような副作用や健康被害が頻発していますので
注意が必要です。

 

■血圧の急激な上昇 
■致死的不整脈の発生 
■依存症

 

なお、1997年6月の米国FDAの勧告では、
エフェドリンとして1回8rまで、
1日あたり24rまでの服用とされました。

 

ただし、その後の調査では、
1日あたり100rまでであれば
比較的安全であるというデータが示されています。

エフェドラはどのような点に注意が必要ですか?

米国政府は、
2003年までにサプリメントとしてのエフェドラの販売を禁止し、
処方箋薬としてのみ認めることとなりました。

 

しかしながら、この規制に関しては、
適正に使用する限り、

 

エフェドラは効能が確立された成分であるということで、
専門家の間でも批判があります。

日本でのエフェドラは?

日本でも、
個人輸入代行業者やインターネット販売専業の販売業者が、
エフェドラを含んだ健康食品を扱っているという報告があります。

 

なので、エフェドラは、
スポーツ選手やボディビルダーなどをターゲットにした
製品に含まれているケースも少なくありません。

 

また、商品名にエフェドラという名称を使用していないため、
患者が外国製のサプリメントを摂っている場合には、
医師がその製品を調べる必要がありそうです。

 

なお、国内の大手メーカーであれば、
製品にエフェドラが含有されるといった問題は考えられません。

 

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