桑の葉の特徴と効能...

桑の葉にはどのような特徴がありますか?

桑の葉には、次のような特徴があります。

 

■食後過血糖を抑えることで、糖尿病に効果を示します。
■糖尿病の改善や予防に効果が期待できます。
■糖質分解酵素の働きを阻害する成分が存在します。

桑の葉にはどのような効能がありますか?

桑の葉に期待されるのは、次のような効能です。

 

■糖尿病における食後過血糖の改善
■糖尿病や肥満の予防と改善
■抗酸化作用
■動脈硬化抑制作用

 

桑の葉のサプリメントについてですが、中国や日本では、
古来より桑の葉を煎じて糖尿病に利用してきました。

 

なお、最近の研究において、
桑の葉に含まれるDNJという成分には
食後に上昇する血糖を抑える働きがあることが示されています。

DNJとはどのようなものですか?

DNJというのは、
1-デオキシノジリマイシンの略称であり、

 

糖質分解酵素の働きを阻害することによって
食後過血糖を改善します。

 

そこで、DNJを多く含む桑の葉エキスが、
糖尿病の改善に役立つとして注目されています。

 

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桑の葉の摂り方は?

桑の葉エキスは糖質の吸収を遅らせる効果がありますので、
食事の前に服用しますが、

 

短期間では効果が期待できませんので、
継続して利用するようにします。

 

なお、糖尿病や肥満に対しては、
生活習慣の改善が重要です。

 

桑の葉の働きについてですが、
食物に含まれる糖質や炭水化物というのは、

 

小腸においてαグルコシダーゼという酵素の働きによって、
ブドウ糖に分解され吸収されます。

 

桑の葉エキスのDNJは、
このαグルコシダーゼの働きを抑制することによって、
小腸から血液中へのブドウ糖の吸収を緩やかにします。

桑の葉のモデルマウスによる実験について

糖尿病のモデルマウスを用いた実験では、
DNJ投与群のほうが、
対照群よりも血糖値の低下割合が
大きくなる傾向が認められたということです。

 

また、10人の糖尿病患者にDNJを投与した臨床試験では、
対照群に比べてDNJ投与群では
食後血糖値の上昇が有意に抑制されたという報告があります。

 

また、日本で報告された臨床試験では、
他のサプリメントとの併用によって、
桑の葉エキスの糖尿病改善効果を示したものが多いです。

 

具体的には、プロポリスやタマネギ濃縮粒などとの併用です。

桑の葉エキスの食後過血糖抑制効果

桑の葉エキス単独による臨床試験として、
2型糖尿病患者12名を対象に、
8週間以上にわたり投与した報告がありますが、

 

これによると、
桑の葉エキスによる次のような効果が認められたということです。

 

■食後過血糖抑制効果 
■ヘモグロビンAICの低下作用(改善効果)

 

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桑の葉はどのような点に注意が必要ですか?

桑の葉には、
腹部膨満感(おなかが張った感じ)や、
おならが出やすくなるなどの胃腸症状が認められることがありますが、

 

これは、小腸で分解されなかった糖質が大腸に運ばれ、
大腸の腸内細菌によって分解されてガスが発生するからです。

 

とはいえ、多くのケースでは、
1か月ほどでガスの発生は減少し症状は収まるようです。

 

それ以外について桑の葉は、一般には、
特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。

他のサプリメントや医薬品との併用は?

他のサプリメントや医薬品との相互作用については
報告されていませんので、併用は問題ないと思われます。

 

ただし、糖尿病薬として
αグルコシダーゼ阻害薬が利用されており、

 

桑の葉エキスも同じ働きがあることから、
併用すると相加作用が生じる可能性があります。

 

よって、糖尿病で治療中の場合には、
桑の葉エキスの改善効果によって、
医薬品の必要量が変化することも考えられますから、

 

何らかの医薬品を使用している場合は、
まず主治医に相談するようにしてください。

桑の葉の安全性は?

桑の葉の安全性については、2003年に神奈川県衛生研究所が、ラットにおける90日間反復混餌投与毒性試験を報告しています。それによりますと、毒性は認められず、亜慢性毒性は低いということです。

 

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